2016年9月12日月曜日

収穫祭

9日(金)収穫祭を行いました。

雨が降ることを予想して、前日にキャベツとエダマメを収穫した子供たち。

キャベツは残念ながらあまり巻いていません。
エダマメはしっかり実をつけていました。



全校15名が協力して、調理が始まります。

植え付けするときに、すでにメニューは決まっています。
そのメニューに使う食材を植えたからです。


小さなニンジンの皮をむいています。


ジャガイモの皮むきも協力して行っています。
カレーライス、ポトフ、肉じゃがなど多くの料理に使われます。


ピザは生地から作っています。
本格的です。


涙のタマネギみじん切り。


低学年と高学年が協力します。


教室が狭いので、廊下でも活動しています。
養護の先生と一緒にキャベツを切っています。


ナスはポカレーやピザに入れます。
一年生もがんばって包丁を扱っていました。

エダマメをゆでて、さやから取り出します。


ピザの生地の伸ばし方を校務技師さんから教えてもらっています。


習ったことをやってみます。


おいしそうなピザができあがり!







先生方も協力して作ります。



盛りつけです。
机にずらりと料理が並びます。






各班の代表が出てきて、食べる前に作ったものの紹介とがんばったことを発表しました。



学校評議委員さんも子供たちと一緒に食べてくださいました。
そして、たくさんのほめ言葉をいただきました。


子供たちももりもり食べます。
自分たちで作ったものなので、苦手なものを口に運んでいました。



ごちそうさまをする前に、各班の代表が料理の感想を発表しました。
前に出ての発表を意識的に多くしています。
何度も経験することで慣れてきます。


この後、全員で後片付けをして、収穫祭の振り返りをしました。

大地の恵みをたっぷり吸収したおいしい野菜をいただきました。
また、子供たちがほとんど休憩もせずに、協力して料理する姿がすばらしかったです。

成長実感です。
感動創造です。
子供たちの目標も達成し、自己実現も図れました。

土おこし、苗・肥料の提供、植え方指導、ハウスの管理など、協力してくださった皆様のおかげです。

ありがとうございました。








2016年9月10日土曜日

根もの野菜の収穫

春に植えた野菜が大きく成長し、ついに収穫の日がやってきました。

7日は、根もの野菜の収穫日。
蚊と戦いながら、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを収穫しました。




ジャガイモは小さいものが多かったようです。
子供たちは夏の多雨と、気温が上がらなかったことが原因だと言っていました。
さすが酪農家の子供たちです。





玉ねぎはよく育っていました。
たくさん収穫できて大喜びです。



にんじんは大人の指くらいでした。
カレーやポトフに必要な大切な野菜ですから、小さくてもありがたく収穫します。


収穫の最中に草むらから出てきた緑の虫。
子供たちは前回で学んでいます。
「ウマオイがいました~!」




いい土の証明は大きなミミズ。
土を掘るとたくさん出てきます。
そのミミズを大事そうに手に上に置く子。
多くの男子は大騒ぎして逃げるのに・・・。



生命の源は土。
俵橋の子供たちは土ノ子。
土の子を組み合わせると孝。
つまり孝を行う、「孝行」な子供たちを育てます。
 




各班の収穫物を前に記念写真。





9日は収穫祭でした。

1班はチャーハン、肉じゃが、ポトフ。
2班はカレーライス、ピザ、ポトフ。

学校評議委員さんも来てくださいました。

その様子は次回に。











2016年9月9日金曜日

東武サウスヒルズへの社会見学


中学年は社会見学で「東武サウスヒルズ」に行ってきました。


大きくてきれいなお店です。
店長さんからたくさんのことを教えていただきました。











安全にこだわった商品、体によい商品など、東武が大切にしていることを教えてもらいました。




「ほや」を初めて見る子どもたちに、生鮮のお兄さんが手にとって教えてくれました。
「海のパイナップル」と呼ばれていること。
切ったら内蔵が出てくることを教えてもらい、驚いていました。


買い物がしやすい工夫や楽しく買い物をする工夫も教えてもらいました。

今は、ハロウィンの飾りが置いてありました。




お店のバックヤードも見せていただきました。
商品の保管やゴミのリサイクルなども勉強になりました。





職員の食堂で、ピザとパイナップルの試食をさせていただきました。
子どもたちはこれが一番心に残ったかもしれません。



最後に感想発表をしました。
教えてもらったことや心に残ったこと、感謝の気持ちを述べることができました。

これまで何を言っていいのかわからず、黙ってしまうことや涙ぐんでしまうことが多かったのですが、この日はしっかりと全員が発表することができました。

急に感想を求められたときにも答える力がついてきて、成長を感じました。


伝えたいことがたくさんあったからでしょう。
素晴らしい学習をさせていただいたからだと思います。
東武サウスヒルズの方々に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。








2016年9月8日木曜日

晴天のマラソン大会

7日にマラソン大会を行いました。

低学年は2キロメートル。
中、高学年は3キロメートル走ります。

夏休み明けは天候がすぐれず、外での練習はたった1回だけでした。
朝ランも一度もできずにいました。

7日はまぶしいほどの晴天。
久々の太陽で、日差しも強く、気温はぐんぐん上がって25度を超えました。
子どもたちは急激な気温の変化に戸惑っていました。


開会式では各学級から目標の発表がありました。


自分の目標を達成することや、「しゃべらない」「振り向かない」「歩かない」の3つのないを守ることを発表していました。



続いて執行部からのお話。



スポーツ環境委員会が中心となっての準備体操。
青空が美しいです。






いよいよ出発。3年生以上が走り出しました。





足が上がり、腕も振って、いいスタートが切れました。



保育所の前で、大きな声援を送ってくれるかわいらしい園児たち。
お手製のメガホンをもって、「○○ちゃん、がんばれ~!」と声をかけ続けてくれました。
ありがとう!うれしかったです!



先導車から、現在のタイムと平均ペースが先頭の子に伝えられます。


自己新を狙って快調に走ります。



ぞくぞくと折り返して、坂を下ってきました。






低学年も5分遅れでスタートしました。
いいペースで走り、折り返し地点に到達。
マラソン大会が楽しみで、わくわくしてなかなか寝られなかったそうです。
日頃から練習していたからでしょうね。





中学年も折り返してきました。
快調に飛ばしています。




5年生も高学年の意地を見せてくれます。




沿道からは保護者の方々や、おばあちゃんも応援してくれました。
温かい声援、拍手、叱咤激励が混じり合い、いい雰囲気でした。


ゴールした後は、木陰で休みながら麦茶を飲む子供たち。
この時、学校の温度計は27度を示していました。




暑さと外での練習不足のためか、記録的には思ったより伸びは見られませんでしたが、今年は全員が完走することができました。

それが一番の成果と言えるでしょう。


朝ランはこれからも続ける予定です。





2016年9月7日水曜日

玄関の訪問者から勉強が始まる

今日、校内マラソン大会は予定通り実施いたします。
開会式10時30分。
グラウンドは使用できませんので、生活館前駐車場で行います。
また、スタートも生活館奥の道路からとなります。

応援よろしくお願いいたします。




さて、先週、玄関の壁にコウモリがくっついていました。

高くて手が届きませんでしたが、子供たちは興味津々。



次の日、その場所にコウモリはいませんでした。

「どこに行ったのかなあ?」
「帰りまで、同じところにいたのに。」
「でも、体の向きは少し変わっていたよ。」

子供たちはよく見ているものです。



次の日の訪問者は、この虫です。




「バッタ?」
「違うよ。キリギリスじゃない?」
「先生、なんという虫ですか?」


「勉強のチャンスだよ。調べてごらん。
 バッタでもないし、キリギリスでもないよ。
 虫の声という歌に出てくる虫だよ。」

さっそく図鑑を手に、虫の名前を探していました。








「あれ、マツムシが鳴いている~
 あれ、スズムシも鳴き出した~
 きりきりきりきり、コオロギや~
 ガチャガチャガチャガチャクツワムシ
 あとからウマオイ追いついて~
 ・・・・・・」


図鑑を見比べてみても、自信がないようす。

そこで、廊下を歩いていた高学年の先生にこっそり教えてもらっていました。

それも学ぶ力かな。




動かなくなったミヤマクワガタのオス。

生きているときは怖くて触れなかった子供たちも、今は怖がらずに触れるようです。
まだ、怖がっている子もいますが、顔を近づけて見ることはできます。

頭、胸、腹に分かれていることを確認しました。
足の先がフックのようになっていることや、口がブラシのようになっていることにも気づきました。


背中の羽を開いて見せてあげました。
「クワガタって飛ぶの?」
「こんなに大きな羽があったの?」
「きれいにたたんでしまっていたんだね。」
と驚いていました。






残念ながら生き続けることはできなかったけれど、虫を触って、細かく観察して、多くのことを気づきました。

そして、ウマオイ。
狭い虫かごの中でぴょんぴょんと跳んでいます。

たっぷり観察した後、外に逃がしてあげました。