2018年2月28日水曜日

心温まる親子スクラップ

本校はNIE実践指定校として、週に2回朝の学習の時間にNIEタイムを設けています。

1~4年生は親子スクラップに取り組んでいます。

スクラップの方法はこんな感じです。
1、金曜日に新聞を読んで記事を選ぶ。
2、お気に入りの記事を切る。
3、高学年は要点に線を引く。
4、ノートまたはスクラップ用紙に貼る。



 


5、家に持ち帰り、家庭学習として記事に対して自分なりの意見を記入する。

 






 
6、1~4年生はその意見の横に保護者のコメントを記入してもらう。







7、月曜日のNIEタイムにお互い読み合って付箋にコメントを書いて貼る。



親子スクラップでは心温まる交流があります。
保護者の方からは、「自分の子供がこんなことを考えていたんだ」と新たな気づきがあることを教えていただきました。
また、子供たちは「親からのコメントがうれしい」と家庭学習の意欲につながっているようです。
さらに親子で言葉の意味を調べたり、わからない文章の意味を教えてもらったりしながら、一緒に勉強している様子が伝わってきます。

「スクラップを続けているので社会のことに関心が高まった」
という感想を書いてくれた高学年の子もいます。



この美しい写真の記事を使って、親子スクラップでこんなことが書かれてありました。


 

「私が、このきじをえらんだ理由は、シバレでできたのがすごくキレイだと思ったからです。私がよく見るのは、鳥の羽のようなシバレです。いつも学校に行く時、ドアに鳥の羽のようなシバレを見ています。とてもキレイです。冬になると私の好きなランキングに第5位くらいに入っています。」

「これは本当に芸術的ですね!こういうモノに目を向けてみると、冬も楽しめますね。ちなみに好きなランキング第1位から第4位も気になるところですが・・・(笑)」

ほのぼのします。


こんなやりとりもありました。


 


「中標津出身の長谷川翼選手の500m決勝に日の2月19日の夜にしるべっとでパブリックビューイングが開かれました。なんと230人の町民が長谷川選手にエールを送りました。しかし、けっかは14位。すこし悔しいけっかだったと思いますが、自分の滑りができて良かったと思います。まだチャンスはあるので、がんばってほしいと思います。」

「うちの家族は家でテレビを見て、みんなで応援しました。中標津のスケート少年団の長谷川先輩がオリンピックに出場したことで子供たちも、より一生懸命スケートを練習していましたね。この先も中標津から世界で活躍する選手が出てきてほしいです。」

オリンピックを通しての会話がされています。




「小平選手はとてもやさしいと思いました。とてもいいことを言うなあと思いました。かん国も応援したくなりました。私は二人とも誇りに思います。これからもがんばってほしいです。他の選手にもがんばってほしいです。」

「金メダルと取るところをみんなで見ていました。記事の写真の場面をママも見ていました。敵であっても国を越えた絆は素晴らしいですね。」

心動かされるシーンを一緒に見て、感動を共にすることも家庭教育の一つなのでしょう。

親子スクラップの親子のやりとりから、学ぶことや、感動することがたくさんあります。
家庭教育がしっかりしていれば、どんなことがあっても乗り越えていけます。

素晴らしい家庭に支えられた学校です。




2018年2月27日火曜日

団体 ノルディックスキー?

オリンピックの影響を少なからず受けています。

スキー学習は終了したのですが、グラウンドの周回コースを滑ってみることにしました。

先週、保護者の方が来て、グラウンドにコースができるように除雪してくださったのです。

体力づくりの時間を使って、渡部暁斗選手たちのようにリレーをしてみることにしました。

体力づくりを担当している養護教諭から説明を受けています

低学年は半周、3年生以上は1周で交代です。


まずはスキーを取り付けます
あっ、タンチョウだ!






すぐ近くを飛んでいきました。



いざ、スタート!







低学年から中学年へ。

いい勝負です。










最後に挨拶をして終了です。
楽しかったようです。

来年度、体育でタイムトライヤルやリレーをすることも可能だということを確認できました。



スキーを物置に片づけて今年のスキー学習は終了です。

スケート、スキー、そり遊びと冬をたっぷり楽しみました。
モノに対しても感謝です。






2018年2月26日月曜日

広陵中学校の先生による出前授業

平昌五輪が閉幕しました。
最後の最後まで、感動を与え続けてくれてありがとう!という気持ちです。
子供たちにも夢や希望の大切さ、諦めない心や感謝の心を教えてくれました。


さて、21日に広陵中学校の英語の先生が出前授業に来てくださいました。


当たり前ですが、発音がきれい。
しかも授業中ずっと英語で話すのです。
オールイングリッシュの授業でした。

子供たちは英語はわからなくても、ジェスチャーを見ながら何となく意味をつかみます。

自己紹介が始まりました。
 





当然、子供たちも英語です。

次にインタビュー。
英語の文章と発音をリンクさせます。

子供との距離の近さがいいですね。




ビンゴもやりました。

 

子供たちは終始笑顔でした。
初めて出会った中学校の先生を前にしても物怖じせず、積極的にかかわっていく姿が見られて嬉しくなりました。

このような姿に心の面での成長と自信が表れています。

最後に感想とお礼を言って終了です。




中学校の先生からは
「とても明るくて温かい子供たちだと思いました。
 助け合ったり、励まし合ったり、教え合ったりすることが普通にできています。
 中学校でもそのよさが発揮できるようにしたいです。」
と感想をいただきました。

平成32年度から始まる小中一貫教育に向けて、これからも広陵中学校と連携しながら進めて参ります。