2017年3月3日金曜日

中標津JC理事長から学ぶ

中標津青年会議所(中標津JC)の42代理事長、中林誠二さんに来ていただいて職業についての学習を開催しました。

中林さんは,本校の卒業生であり、PTAの一員でもあります。
「ようこそ 先輩!」という感じです。

このたび新理事長になったということで、キャリア教育の一環として仕事の話やJCの活動を教えてもらいました。


今年の中標津JCのスローガンは
「苦は楽の為に、世の為 人の為 自分の為 ~共助の心織りなす日本人としての和の心を育もう~」
というものだそうです。

この言葉だけでしびれてしまいます。


今回のテーマは「中標津を支える君たちへ」です。

 
 
 
まず、中標津JCを紹介するビデオをパソコンの画面で見ました。
かっこいい音楽にのって次々と画面が変わり、目が釘付けになりました。
 
 
 
続いて「なぜ仕事をしなくてはならないのか」を教えてくださいました。
 
さらに「給料をもらうこととは」など、子ども達が社会に出たときに直面することを丁寧にわかりやすく教えてくださいました。
 

 
「仕事は楽しことばかりではありません。
 苦しいこともあるでしょう。
 でも、3年間はやめずに我慢して働いてみてください。
 3年頑張れば、違う世界が開けます。」
就職してもすぐに辞めてしまう若者の増加を心配して、そんなお話をしてくださいました。
 

 
 
引き続き、中標津JCの具体的な活動を紹介してくださいました。
 
夏祭りや冬祭りは、子ども達が楽しみにしているものです。
 
中心となって開催していることを知りました。
 

 
 
高校での実践もありました。
また、北方領土の学習もありました。
 
活動が多岐にわたっていることを知りました。
 

 

これは中林牧場で実施された「デントコーン迷路」です。
規模が大きくて、驚きます。

 
 
最後に目的と目標の違いを説明してくださり、PDCAサイクルの大切さを教えてくださいました。
 

 
 
本校の目指す学習スタイルもまさにこれです。
目標を把握して、学習を見通して、自分を分析して努力点を明確にする。
学習をして、振り返り、修正して、また取り組んでいく。
PDCAサイクルを学習に取り入れようと努力しています。
 
中林さんの話を聞いて、PDCAの訓練をするためにも目指す学習スタイルに近づけたいと思いました。
 
 
ラストのページには高学年の記念写真の上にこんな言葉が書かれていました。
「今後の可能性に満ちあふれた君たちは 高く 大きな目的を立てて大きくはばたいてほしい」
 
ありがたい言葉です。


 
6年生からの感想と、感謝の言葉。
 
「社会のことがわかりました。大人になったときに、今日の学習を活かします。
 今日はお忙しいところ、ありがとうございました。」
そのような言葉がありました。
 
とてもお忙しいところ、後輩のために貴重なお話をしていただいた中林誠二様、ありがとうございました。