1~4年生は親子スクラップに取り組んでいます。
スクラップの方法はこんな感じです。
1、金曜日に新聞を読んで記事を選ぶ。
2、お気に入りの記事を切る。
3、高学年は要点に線を引く。
4、ノートまたはスクラップ用紙に貼る。
5、家に持ち帰り、家庭学習として記事に対して自分なりの意見を記入する。
7、月曜日のNIEタイムにお互い読み合って付箋にコメントを書いて貼る。
親子スクラップでは心温まる交流があります。
保護者の方からは、「自分の子供がこんなことを考えていたんだ」と新たな気づきがあることを教えていただきました。
また、子供たちは「親からのコメントがうれしい」と家庭学習の意欲につながっているようです。
さらに親子で言葉の意味を調べたり、わからない文章の意味を教えてもらったりしながら、一緒に勉強している様子が伝わってきます。
「スクラップを続けているので社会のことに関心が高まった」
という感想を書いてくれた高学年の子もいます。
この美しい写真の記事を使って、親子スクラップでこんなことが書かれてありました。
「私が、このきじをえらんだ理由は、シバレでできたのがすごくキレイだと思ったからです。私がよく見るのは、鳥の羽のようなシバレです。いつも学校に行く時、ドアに鳥の羽のようなシバレを見ています。とてもキレイです。冬になると私の好きなランキングに第5位くらいに入っています。」
親
「これは本当に芸術的ですね!こういうモノに目を向けてみると、冬も楽しめますね。ちなみに好きなランキング第1位から第4位も気になるところですが・・・(笑)」
ほのぼのします。
こんなやりとりもありました。
子
「中標津出身の長谷川翼選手の500m決勝に日の2月19日の夜にしるべっとでパブリックビューイングが開かれました。なんと230人の町民が長谷川選手にエールを送りました。しかし、けっかは14位。すこし悔しいけっかだったと思いますが、自分の滑りができて良かったと思います。まだチャンスはあるので、がんばってほしいと思います。」
親
「うちの家族は家でテレビを見て、みんなで応援しました。中標津のスケート少年団の長谷川先輩がオリンピックに出場したことで子供たちも、より一生懸命スケートを練習していましたね。この先も中標津から世界で活躍する選手が出てきてほしいです。」
オリンピックを通しての会話がされています。
子
「小平選手はとてもやさしいと思いました。とてもいいことを言うなあと思いました。かん国も応援したくなりました。私は二人とも誇りに思います。これからもがんばってほしいです。他の選手にもがんばってほしいです。」
親
「金メダルと取るところをみんなで見ていました。記事の写真の場面をママも見ていました。敵であっても国を越えた絆は素晴らしいですね。」
心動かされるシーンを一緒に見て、感動を共にすることも家庭教育の一つなのでしょう。
親子スクラップの親子のやりとりから、学ぶことや、感動することがたくさんあります。
家庭教育がしっかりしていれば、どんなことがあっても乗り越えていけます。
素晴らしい家庭に支えられた学校です。