結果だけではなく、努力の過程や支え合う仲間、家族についても書かれています。
また、見出しも個性的で、比較するとおもしろいと感じます。
「被災地に誓った『金』」
「再び世界のお手本」
「『東京』の遺産伝承」
など目を引く見出しが並びます。
新聞を読む子は学力が高いと言われます。
逆に学力が高い子は新聞を読めるとも言えます。
池上彰さんは「小学生から新聞を読む子は大きく伸びる!」という本を書いています。
地頭を育てるメソッドだと書いています。
新聞になじむこと、親しむことから始めなければなりません。
今月末の北海道新聞のNIE欄に本校の実践が紹介されます。
全校で取り組んでいる本校の取り組みから、特に新聞に親しませる実践を書いてほしいという依頼が来ました。
NIEの入り口です。
紹介した四コマ漫画の吹き出しをつける実践が一つです。
もう一つが新聞の写真に吹き出しをつけるという実践です。
新聞を広げて、写真を探すことが大切です。
選ぶ写真に子供の興味関心が表れます。
中学年と、低学年で実施してみました。
中学年は昆布作業のお手伝いをしている写真から、様々な声、思い、音を想像してみました。
低学年は牛をお世話する女性の写真を見て、吹き出しの練習をしました。
子供たちはこれにとどまらず、別の写真を横に置いて会話にしたり、自分のキャラクターを描いて吹き出しをつけたりして、広がりのある学習になりました。
みんなで学習した後は、自分なりの作品作りに入ります。
それを実物投影機に映して説明します。
読みあって、感想を書いています。
新聞を身近に感じさせ、学習に活かしたいと考えています。