驚いたのが中学年教室の今日のめあて。
ここまで鉄棒に本気で取り組むとは。
担任の先生がやる気にさせているのでしょうね。
鉄棒は体育の中でも嫌われる種目の一つ。
「できない」
「痛い」
「怖い」
「楽しくない」
理由は様々ですが、楽しめないことが多いのです。
逆に言えば、
「できる」
「楽しい」
「怖くない」
「痛くない」
という配慮があれば、嫌いになる子は減るはずです。
鉄棒ではなく、雲ていで遊ぶことから始めました。
ブランコ遊びは人気ですが、雲ていや鉄棒で遊ぶ子は少ないのが現実です。
ぶらさがる楽しさを体感します。
ぶらんぶらんとスイングできたら合格!
鉄棒もぶらさがって楽しみます。
「できる」
「怖くない」
「ちょっと痛い」
「でも、楽しい」
ですね。
ですね。
腕でもぶらさがります。
しっかり力を入れて、我慢します。
5秒できるかな。
こうもりみたいに足でぶらさがってみました。
頭が下になることに慣れることが大切。
逆さ感覚を身につけます。
頭が下になることに慣れることが大切。
逆さ感覚を身につけます。
跳び上がって、つばめさんです。
この「つばめ」の姿勢が大切です。
教えると、きれいな形になりました。
腕が伸び、顔の位置が高くなり、足がピンと伸びましたね。
このように鉄棒から体が離れる動きに発展します。
ここから空中逆上がりに進みます。
高学年もこの日から鉄棒運動が始まりました。
初回ですから、できる技、できそうな技、難しすぎると思う技を確かめる時間となります。
高学年ですから、鉄棒の上に乗る学習が加わります。
つばめから膝かけの状態になるのは、バランスが取れず恐怖心との戦いです。
これをクリアすれば様々な降り方に発展していきます。
片膝かけの状態から転向前降りという技。
初回ですが見事です。
鉄棒が大好きな女の子がいます。
授業が始まる前に、「教えてください!」とお願いにきました。
挑戦している技が一つ上の難易度です。
両膝かけの状態からの後ろ回転に挑戦中。
通称「地獄回り」です。
鉄棒運動ではスターです。
輝く場面があるということは素晴らしいことです。
鉄棒イコール逆上がりではありません。
上がり技、支持技、回転技、降り技を組み合わせて、連続技を作ります。
自分のできる技を選んで上手に組み合わせることが大切。
それぞれの技には点数がついており、技が多いと加算されていきます。
自己新記録をめざして、手の皮をむきながらも練習しています。
できることを自ら増やして組み合わせ、鉄棒運動を楽しむ学校です。