教室には入りきれないほどの先生や関係者や報道陣が。
こんなに教室に人が入ることなどないので、子供たちは少し緊張気味でしたが、徐々になれていつもの陽気な雰囲気になりました。
本校の元校長先生でいらした西館さんも参観してくださいました。
子供の横で、子供たちの学ぶ様子をしっかりと観てくださいました。
また、昨年まで本校で勤めていた先生も熱心に子供の様子を観察し、一人一人の頑張りや成長を喜んでくださいました。
編集長が司会を務めながら、一人ずつ「ここがいいところだ!」と思う場所などを発表していきました。
もちろん理由も加えます。
疑問点があれば質問します。
一番推薦されたのが、「マルエー温泉俵橋」でした。
理由を聞くと、
「俵橋と検索すると最初に出てくるから」
「夏祭りの会場だし、お世話になるから」
「いつでもお客さんがいっぱいとまっているから」
「温泉の温度もちょうどいいし、ご飯もバイキングでおいしいから」
など次々と出てきました。
質問に対しても、一日のお客さんの数を尋ねたり、工夫していることを聞くなどスラスラと答えて成長を感じました。
「俵橋小学校」も紹介した方がいいという子が複数いました。
自分の学校を誇りに思っていることが伝わってきて、とても嬉しくなりました。
「100年の伝統のある学校だから」
「小さくて古いけど、みんな仲がよい学校だから」
「卒業生もたくさんいるし、自分たちだけではなく、地域の人や卒業生にインタビューできるから」
「保育所からずっと一緒にすごして、お互いわかり合って仲良く生活できている学校だから」
理由や質問への答えを聞いていると、子供たちがしっかり考えていることに感激しました。
他にも様々な施設や農場、農園、迷路などが出ました。
そして、子供たちは人にも注目します。
ソフトテニスで全国大会に出場する高校生の我らが先輩!
耳が不自由なのに書写を丁寧に教えてくださる佐々木古寿恵さん。
子供たちの発想は幅広いです。
授業ではそこから取材のために、絞り込みをしました。
なぜ、そこなのかを考えます。
友達の意見を聞くと、どれも魅力的なのです。
前に出て、悩んでいます。
いい姿ですね。
新聞作りを通して、俵橋という地域を知ることになります。
「ふるさと教育」です。
学習を通して、新たな気づきもあるはずです。
新たな学びや新たな人との出会いもあるはずです。
自分からさらに俵橋の良さを見つけようという機運が生まれることを願っています。
授業検討やアンケートでは貴重なご意見をいただきました。
今後の参考にさせていただきます。
また、実践発表では川北中学校の実践、標津高校の実践を学ばせていただきました。
初の根室セミナーが盛会で終わり、嬉しく思います。
ご参加くださった皆様、ご指導いただきました皆様に心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。