2017年7月4日火曜日

向上が見えた 体力テスト

これまで永年にわたり体力作りに力を入れていた俵橋小学校ですが、ここ数年は体力テストの結果が全国平均を大きく下回る種目が多く、課題の一つとされていました。

全員がスクールバスや自家用車による送迎で、登下校でまったく歩かないこと。
家が離れていて、帰宅すると子ども同士で遊べる環境ではないこと。

これらの状況を考慮して昨年度から「朝ラン」「朝トレ」を実施しています。
また、中休みの「体力作り」をさらに充実させるために、目標を細分化して成長が自覚しやすいようにしています。

その成果が今回数値として表れました。


 

 



1年生は全員が全国平均以上の結果でした。

また、昨年度E判定だった子も今年は全員がD判定に向上。
これだけだけでも素晴らしいことだと思っています。
運動に対して苦手という意識がある子どもがいて当たり前。
苦手であっても頑張って続けていれば、必ず向上することを実感してくれたことと思います。
諦めずに運動を続けてくれたことが嬉しいです。

もっとも課題だった持久力については、昨年36.3回から今年39.2回に向上。
運動が得意だった6年生が3人卒業して、1年生が3人入学したことを考えれば、全体的にレベルアップしたことがわかります。

D判定からB判定に2段階アップした子が3名。
C判定からA判定に2段階アップした子が1名。

昨年1人だったA判定の子も3名と増えて、全体的に体力が向上したと言えそうです。

今後の課題は短距離走となります。
朝トレや運動会の練習で短距離走の学習は繰り返していましたが、そうそう簡単に速くなるものではありません。
屋外で全力疾走する機会が少ないので、今後は楽しみながら向上できるようにしてきたいと考えています。