全員がスクールバスや自家用車による送迎で、登下校でまったく歩かないこと。
家が離れていて、帰宅すると子ども同士で遊べる環境ではないこと。
これらの状況を考慮して昨年度から「朝ラン」「朝トレ」を実施しています。
また、中休みの「体力作り」をさらに充実させるために、目標を細分化して成長が自覚しやすいようにしています。
その成果が今回数値として表れました。
1年生は全員が全国平均以上の結果でした。
また、昨年度E判定だった子も今年は全員がD判定に向上。
これだけだけでも素晴らしいことだと思っています。
運動に対して苦手という意識がある子どもがいて当たり前。
苦手であっても頑張って続けていれば、必ず向上することを実感してくれたことと思います。
諦めずに運動を続けてくれたことが嬉しいです。
もっとも課題だった持久力については、昨年36.3回から今年39.2回に向上。
運動が得意だった6年生が3人卒業して、1年生が3人入学したことを考えれば、全体的にレベルアップしたことがわかります。
D判定からB判定に2段階アップした子が3名。
C判定からA判定に2段階アップした子が1名。
昨年1人だったA判定の子も3名と増えて、全体的に体力が向上したと言えそうです。
今後の課題は短距離走となります。
朝トレや運動会の練習で短距離走の学習は繰り返していましたが、そうそう簡単に速くなるものではありません。
屋外で全力疾走する機会が少ないので、今後は楽しみながら向上できるようにしてきたいと考えています。