5年生、6年生の国語の勉強で、「話す・聞く」を学ぶ単元があります。
5年生は「意見交換会」をしよう。
6年生はパネルディスカッションをしよう。
人数が少ないので、2学年一緒に勉強します。
「意見交換会」は参観日の授業でもやりました。
司会は5年生が担当し、意見交換は全員で行いました。
10月2日、教育大学の戸田先生と神戸大学の赤木先生が来校したときも行いました。
今度はメンバーが違います。
話し合いを続けていくうちに、相手の意見に反論するだけではなく、
「意見を聞いて共感しました。」
「質問をされて自分達が気づかない点に気づかせてもらいました。」
「〇〇という主張に納得しました。」
という言葉が出てきました。
違う考えを受け入れながら、さらによいものにしていくという指導の目的が達成されつつあるように思いました。
今回は6年生のパネルディスカッションです。
パネラーと司会は6年生。
フロアが5年生と先生。
これまでの学習が積み上がっていると感じたのは、はっきりと主張をしているところと、メモをしっかり取って聞いているところです。
パネラーは自分の考えを絵やグラフにして説明しました。
隣のパネラーは質問するために、真剣にメモを取っています。
司会者は発表内容を簡潔にまとめて、次に行うことを指示していました。
お互いに鋭い質問が飛び出します。
フロアの5年生もたくさん質問しました。
質疑応答を通し、パネラーは自分だけでは考えつかない点に気づいたり、参考にしたりしていました。
主張しつつも、他の意見を取り入れてさらによいものにしていきたいという姿勢がうかがえました。
今度は「未来の中標津」についてパネルディスカッションをする予定です。
その時は下級生や先生方も呼んで、フロアの聴衆となってもらいます。
下級生も発言力がありますので、しっかりと準備が必要です。
学年の枠を飛び越えて、学び合う学校です。