2017年11月10日金曜日

旧校舎の見学 

昭和43年まで使っていた校舎が残っています。
現在は久本さんの牛舎になっています。

中学年が見学に行ってきました。



卒業生である久本さんに当時のお話もお聞きしました。
 

戦時中や戦後の大変だった頃の話をたくさんお聞きしました。

 
 
子供たちはたくさん質問しました。
それに対して、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
 
学用品がまったくない中での学習だったこと。
消しゴムの代わりに長靴のかかとを切って使ったこと。
給食はないし、お弁当を持ってこれない子もいたこと。
学校に来れない子もいたこと。
ロシアの黒い戦闘機が飛んできて列車を打ったこと。
果物などはなく、芋とかぼちゃととうきびばかりだったこと。
トイレは水洗ではなく、板に穴が開いているだけだったこと。
中学生もいれて、多いときは130人くらい子どもがいたこと。
 
驚きの連続でした。
 
 

 
 
 
 この傾いたものは、山から水を引いて、ここにためて使っていたそうです。
水瓶ということでしょうか。

 
これは校舎につながっていた校長住宅の跡です。
使われている柱が太くて丈夫なことに驚きました。
 
 

最後に久本さんを囲んで記念写真を撮りました。


久本さん、ありがとうございました。