丸山小学校の栄養教諭、飯田先生に食育の授業を行なっていただきました。
まずは低学年。
食事のマナーについて学びます。
食事のマナーとして、してはいけないことを確認し、箸の役割や持ち方も学びました。
担任の先生がマナーの悪い食べ方を実演し、どこが悪いか発表し合いました。
最後に豆と四角いスポンジを箸でつかむゲームを行いました。
全員真剣です。
つづいて中学年です。
お菓子のとりかたについて勉強しました。
あるお菓子には油のボトル6本分を使って調理されていることや、
普段食べているお菓子の中には、思っている以上に砂糖が使われていることを知り
児童は驚いていました。
お菓子を食べ過ぎてしまうと余計な脂肪がついたり、将来病気になってしまうことにも触れ、
「先生はみんなにそんな身体にはなってほしくない」という飯田先生の声かけに、
児童も「そんな身体にはなりたくない」という返答が。
では、どう気をつけていこうかということで、おやつを食べる時の3つの工夫を教えてもらいました。
・不足しがちな栄養をとること(果物でビタミンをとるなど)
・夕食の2時間前までに食べる(おやつで満腹にならないため)
・1日200キロカロリーを目安にする
最後に200キロカロリーを目安にしておやつの組み合わせを選んでもらいました。
「ポテトチップスてこれしか食べられないの?!」
「プリンはオーバーしてる!」
「牛乳を気にせずゴクゴク飲んでいた」
などたくさんの声があがりました。
最後に高学年。
食べることと成長のつながりを学ぶということで、食事のバランスについて考えました。
ハンバーガーセットと和食の栄養を表したグラフをつくります。
和食に対し、ハンバーガーセットはバランスがガタガタです。
見た目でも和食の方がバランスが良いと判断できますが、こうして数字やグラフにしてみると、
より、判断しやすくなり、気をつけなければならないと実感します。
最後にバランスを考えた献立を自分で考えました。
上段が和食、下段が洋食で2パターン作成します。
どの児童も和食、洋食を分類してバランスの良いメニューを考えていました。
給食の時間も飯田先生に入っていただき、1~4年生の食事の様子を見ていただきました。
食事のマナーを学んだ1,2年生は、ものすごくマナーを意識した食事の時間となり、
勉強したことをすぐに実践している姿はとても格好良かったです。
児童はもちろん、教職員もよい勉強となりました。
この学びを、日常の生活や給食指導にも生かしていきます。
飯田先生、お忙しい中ありがとうございました。