2017年11月22日水曜日

食育授業

丸山小学校の栄養教諭、飯田先生に食育の授業を行なっていただきました。
 
まずは低学年。
食事のマナーについて学びます。 
食事のマナーとして、してはいけないことを確認し、箸の役割や持ち方も学びました。
 
 
担任の先生がマナーの悪い食べ方を実演し、どこが悪いか発表し合いました。

最後に豆と四角いスポンジを箸でつかむゲームを行いました。
全員真剣です。
 
 
 
つづいて中学年です。
お菓子のとりかたについて勉強しました。
 
あるお菓子には油のボトル6本分を使って調理されていることや、
普段食べているお菓子の中には、思っている以上に砂糖が使われていることを知り
児童は驚いていました。
 
 
お菓子を食べ過ぎてしまうと余計な脂肪がついたり、将来病気になってしまうことにも触れ、
「先生はみんなにそんな身体にはなってほしくない」という飯田先生の声かけに、
児童も「そんな身体にはなりたくない」という返答が。
 
では、どう気をつけていこうかということで、おやつを食べる時の3つの工夫を教えてもらいました。
 
・不足しがちな栄養をとること(果物でビタミンをとるなど)
・夕食の2時間前までに食べる(おやつで満腹にならないため)
・1日200キロカロリーを目安にする
 
最後に200キロカロリーを目安にしておやつの組み合わせを選んでもらいました。
 
 
「ポテトチップスてこれしか食べられないの?!」
「プリンはオーバーしてる!」
「牛乳を気にせずゴクゴク飲んでいた」 
などたくさんの声があがりました。
 
 
最後に高学年。
食べることと成長のつながりを学ぶということで、食事のバランスについて考えました。
 
 
ハンバーガーセットと和食の栄養を表したグラフをつくります。
和食に対し、ハンバーガーセットはバランスがガタガタです。
 
 
見た目でも和食の方がバランスが良いと判断できますが、こうして数字やグラフにしてみると、
より、判断しやすくなり、気をつけなければならないと実感します。
 
最後にバランスを考えた献立を自分で考えました。
上段が和食、下段が洋食で2パターン作成します。
どの児童も和食、洋食を分類してバランスの良いメニューを考えていました。
 
 
給食の時間も飯田先生に入っていただき、1~4年生の食事の様子を見ていただきました。
食事のマナーを学んだ1,2年生は、ものすごくマナーを意識した食事の時間となり、
勉強したことをすぐに実践している姿はとても格好良かったです。
 
 
 
児童はもちろん、教職員もよい勉強となりました。
この学びを、日常の生活や給食指導にも生かしていきます。
 
飯田先生、お忙しい中ありがとうございました。