これまでは校長先生が作成し、休み時間や放課後に子ども達が自発的に取り組んできました。
ただ、第10号を作成するとき、「新聞・図書委員会」の皆さんが「新聞クイズ」の作成に挑戦しました。
子どもの目線からのクイズですので、取り組む子ども達も楽しそうでした。
そこで今回は全校児童を対象にして作成してみることにしました。
指導者は校長先生。 |
まずはお気に入りの記事、友だちに読んでもらいたい記事を選びます。
全校児童を4つの班に分け、先生方にも入ってもらいました。
次に、記事を切り抜いて、選んだ理由を伝え合います。
次は選んだ記事からクイズを作ります。
答えやすい問題にするために記事を何度も読んで考えました。
そして、できあがった問題を班で解き合ってみました。
意味が通じるか。
おもしろいか。
むずかしすぎないか。
などいろいろ考えて班で10問に絞りました。
最低一人一問は採用することがルールです。
問題の順番を決めて、台紙に記事を貼り付けます。
最後にクイズの問題を清書して、台紙に並べます。
完成しました。
2時間の実践です。
新聞を読む。
記事を選ぶ。
内容を伝える。
クイズの問題を考える。
友だちの問題を解く。
いい問題を選ぶ。
協力して活動する。
活動を振り返る。
今回の学習では、これらの教育活動が含まれています。
今回作った「新聞クイズ」は順番に掲示され、子ども達が自発的に取り組むことになります。
「まわし読み新聞」や「スクラップ新聞」よりも少しレベルアップの実践という感じです。
新聞に慣れている本校だからできた実践かもしれません。
よく頑張ったと思います。
これからも様々なNIE実践に取り組みながら、子ども達を豊かに育てていきます。