2017年11月2日木曜日

新聞クイズを作ろう

本校で実践している「新聞クイズ」。
これまでは校長先生が作成し、休み時間や放課後に子ども達が自発的に取り組んできました。

ただ、第10号を作成するとき、「新聞・図書委員会」の皆さんが「新聞クイズ」の作成に挑戦しました。
子どもの目線からのクイズですので、取り組む子ども達も楽しそうでした。

そこで今回は全校児童を対象にして作成してみることにしました。

指導者は校長先生。


課題は「お気に入りの記事を選んで、みんなと協力しながら新聞クイズを作ろう」です。

まずはお気に入りの記事、友だちに読んでもらいたい記事を選びます。
全校児童を4つの班に分け、先生方にも入ってもらいました。





次に、記事を切り抜いて、選んだ理由を伝え合います。





次は選んだ記事からクイズを作ります。
答えやすい問題にするために記事を何度も読んで考えました。
そして、できあがった問題を班で解き合ってみました。
意味が通じるか。
おもしろいか。
むずかしすぎないか。
などいろいろ考えて班で10問に絞りました。
最低一人一問は採用することがルールです。



問題の順番を決めて、台紙に記事を貼り付けます。



最後にクイズの問題を清書して、台紙に並べます。





完成しました。





2時間の実践です。

新聞を読む。
記事を選ぶ。
内容を伝える。
クイズの問題を考える。
友だちの問題を解く。
いい問題を選ぶ。
協力して活動する。
活動を振り返る。
今回の学習では、これらの教育活動が含まれています。

今回作った「新聞クイズ」は順番に掲示され、子ども達が自発的に取り組むことになります。

「まわし読み新聞」や「スクラップ新聞」よりも少しレベルアップの実践という感じです。
新聞に慣れている本校だからできた実践かもしれません。

よく頑張ったと思います。
これからも様々なNIE実践に取り組みながら、子ども達を豊かに育てていきます。