2018年3月27日火曜日

お礼

転出する二人からの挨拶です。

学校だよりに掲載したものです。

「平成27年4月。中標津町は大雪の爪痕を残していました。
 校舎が隠れるほどの雪に包まれていましたが、校舎の中は驚くほど暖かく、昭和の香りと伝統が色濃く残っていました。
 子供たちは『ハイ!』という美しい返事ができる素直で純朴な子供たちでした。
『こんな素敵な学校がまだ残っていたんだ』
というのが私の第一印象です。
 保護者や地域の方々も協力的で、助けられることがたくさんありました。
 特にNIE(新聞教育)を核とする地域学習では心が震えるほどの感動や新たな発見の連続でした。
 皆様に支えられて学校が存在するということを実感する3年間でした。
 百周年記念行事を通して先人達の苦労と努力を知り、「ふるさとの灯」としての学校づくりに邁進してきました。
 力及ばない所もあったと思いますがご容赦ください。
 皆様には心から感謝いたします。ありがとうございました。
 次の学校でも、俵橋小学校を目標に努力していきたいと思っています。
 3年間お世話になりました。」
                   
 校長  中原 英雄


朝の挨拶
体育指導
 
NIE指導
国際理解教育



「私は8年前、俵橋小学校に赴任してきました。
 俵橋の子ども達は、素直で明るく、元気いっぱいで、私は子ども達からたくさんのパワーをもらいました。
 そして地域の皆様には、牛祭りや夏祭り、様々な学習・行事などで大変お世話になりました。
 8年の間に2度産休・育休に入りましたが、復帰の度に子ども達や保護者の皆様、地域の皆様に温かく迎え入れていただき嬉しかったです。
 たくさんの方々に支えられ、この俵橋で子ども達と共に過ごせたことに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 この8年間の思い出や経験を生かし、次の赴任先である釧路市立朝陽小学校でも頑張りたいと思います。
 どうもありがとうございました。 」
  
  教諭  加藤さと美

牛学習
チーズ学習
ヴァイオリン演奏
PTAスポーツ交流会

小さくて歴史のある学校の存在感を示すため、特色ある教育を進めて参りました。
地域に根ざした教育を推進し、地域との距離を縮め、保護者・地域の皆様に育てていただきました。
さらに、NIEを全校一丸となって取り組み、どこにも負けないと思える実践を積み上げました。

これまで、一人でも多くの方が本校の実践に興味をもってくださることを期待して、ダイアリーを更新し続けてきました。
転入を考えてくださる方がいるかもしれないという期待もあったからです。
お陰様で毎日多くの方にアクセスいただきました。
また、海外にも毎日読んでくださる方が複数いらっしゃいました。
心から感謝申し上げます。


本校は児童数減少から、平成31年度末を持って東小学校へ統合することを決断いたしました。
話し合いを重ねての苦渋の決断でした。
残り2年間、さらに充実した教育が展開できるよう努力いたします。
これからもどうぞよろしくご支援ください。



皆様のご多幸をお祈りいたします。