中標津町商工会青年部設立50周年記念事業として行われました。
未来を作る子どもたちのために、このような事業を企画してくださった青年部の皆さんの志に敬服いたします。
植松氏が来町されるとお聞きし、昨年度末に『空想教室』という本を購入しました。
今回は高学年のみの参加になりますが、一人でも多くの子どもたちに植松さんのことを知ってもらいたいと思っていたからです。
子どもの心に火をつける素晴らしい講演をする方です。
子どもたちの心をつかむ工夫が随所にあり、笑いの中に大切な言葉が散りばめられていました。
道徳の授業、キャリア教育としても十分成り立つ内容でした。
いよいよ作成です。
説明書を読みながら自力で作ります。
わからなければ教えてもらい、相談し、助け合って作るところに、植松氏の思想が表れています。
完成したロケットを手に持って、全員で記念写真です。
体育館に町内の6年生全員と、本校と武佐小は5年生が集まって貴重な体験をしました。
250名ほどでしょうか。
数に圧倒されましたが、休み時間は走り回ったりせず、植松氏の講演やロケット作りの感想をノートに書いていました。
今までの自分と比較しての感想を書く子がいました。
子どもの心に響いたのだと思います。
午後からは中標津中学校グラウンドに移動して、実際の打ち上げです。
小雨降る中ではありましたが、モデルロケットは空高く飛び立ちました。
何度、空を見上げたことでしょう。
顔に雨が落ちてもお構いなし。
いい笑顔を見せてくれました。
ロケットたちはパラシュートを開いて、優雅に舞い降りました。
それをキャッチして、少し汚れたロケットを宝物にして帰りました。
思うは招く。
夢があれば何でもできる。
憧れは未来をよくするパワー。
植松努氏の思いを実現したいと思う学校です。