今年度から始めた「俵っ子集会」。
朝学習を含めた学びの発表会です。
第1回が実施されました。
今回は「詩の暗唱発表会」でした。
朝の学習で続けていた暗唱を全校児童の前で発表する形を取りました。
他の学級の頑張る姿や、参考にすべき点を共有するためです。
低学年は「あいうえおのうた」です。
1回目は間違えないように、ゆっくりと。
2回目はテンポが速くなりました。
みんなで手拍子を打って、応援します。
「あかいえ、あおいえ、あいうえお!
かきのき、かくから、かきくけこ!
ささのは、ささやく、さしすせそ!」
一気に楽しい雰囲気になりました。
続いて中学年。
北原白秋の「ひとつのことば」からスタート。
「ひとつのことばでけんかして
ひとつのことばでなかなおり
ひとつのことばで頭が下がり
ひとつのことばで心が痛む
ひとつのことばで楽しく笑い
ひとつのことばで泣かされる
ひとつのことばは それぞれに
ひとつの心を持っている
きれいなことばは きれいな心
やさしいことばは やさしい心
ひとつのことばを 大切に
ひとつのことばを 美しく」
いい詩です。
いじめの根本は言葉の使い方の間違いから。
ひとつの言葉を大切にしてもらいたいと思います。
続いて、宮沢賢治の「風の又三郎」。
「どっどど どどうど どどうど どどう・・・」
たくさんの詩や文を覚えていました。
高学年は旧暦を一人一人が発表しました。
「睦月、如月、弥生、卯月、皐月、水無月、文月、葉月、長月、神無月、霜月、師走。」
全員がスラスラと間違えることなく言うことができました。
感想発表もします。
他の学級の良さに気づき、それを発表できることも大切な力です。
最後に校長先生から。
暗唱の大切さや素読の価値を伝えています。
年間を通して継続し、たくさんの詩文を覚えることを期待しています。
今後は様々な発表会になることでしょう。
学びを発信、発表することを大切にする学校です。