本校は完全複式の学校です。
1,2年生、3,4年生、5,6年生が同じクラスで学習することが基本です。
そして、国語や算数、理科や社会などは学年ごとの学習内容を行います。
別の内容を行いますので、先生も別々に教えます。
先生がつけない時間に自分達でしっかり学習できるかが複式学習のポイントとなります。
複式学習で最も難しいのが理科だと感じます。
学年が違えば、実験することや観察することが違います。
活動場所が違うことさえあります。
薬品や火を使う時や、別々の場所で学習するときは極力応援を頼んで安全を確保します。
今年、初めて複式指導を行っている高学年の先生。
指示が細かく、準備もしっかりしています。
6年生は説明をしっかり聞いています。
隣の席の5年生。
発芽の観察をしています。
しっかりノートにもまとめています。
ここは自力で学習する場面。
観察結果をまとめています。
5年生は1名ですが、6年生の実験の様子を横で見ながら自分の学習を進めます。
来年の予習を自然としています。
さて、6年生。
燃えた後の空気に変化があるのかの実験ですね。
まずは先生が実験の仕方を見せます。
安全に実験するための方法を教えています。
そして、結果の見方。
気体検知管の値の違いを見比べます。
自分達でやってみると・・・なんだか怖い!
複式学習の難しさを克服し、自ら学ぶ力を育てようとしている学校です。