3,4年生の子ども達が校長室へ飛び込んできました。
「校長先生、来てください!
畑に大きくて変な鳥がいます!」
大慌てで手招きします。
ついて行こうとすると、
「カメラも持ってきてください!」
と指示されてしまいました。
望遠のレンズに付け替えて、中学年の教室へ急ぎます。
教室の窓から畑を見ると、大きな鳥が歩いていました。
確かに初めて見る鳥です。
大きさはハトくらい。
足を見ると水辺の鳥ではないようです。
子ども達は図鑑を図書館から持ってきました。
「エゾライチョウかな?」
写真を見ると似ているような気もしますが、ちょっと違うようです。
そのうち、4年生の男子が「カメラを貸してください!」と言って、この鳥を撮り続けました。
すると素晴らしいショットが!
この写真をすぐに印刷して、図鑑と見比べました。
「首に青いしま模様があるよ。」
「あ、これはキジバドだ!」
ツーツーポーポーというキジバトの声はいつも耳にしています。
森の奥からと聞こえてくるあの声の張本人でした。
ベストショットを撮った男子は大満足。
廊下に掲示してある『俵橋に来る鳥』コーナーに鳥の種類がまた増えます。
自然にいる生き物たちが、本校の児童の学習を豊かにしてくれます。
自然に守られ、生かされている学校です。