2017年6月5日月曜日

3年生の社会科見学

中学年も社会科見学に行きました。
3年生は役場の展望台と郷土館。
4年生は中標津消防署に行きました。
どちらも普段、なかなか行かないところなので、子ども達はとても楽しかったようです。

今回は3年生編。


 展望台には乾定太郎氏の銅像がありました。
乾氏は私財をなげうち、未来の中標津を支える教育の場を作りたいと考え、学校を建ててくださいました。
それが我が俵橋小学校です。
乾氏をはじめ場所や建物を提供してくださった芦沢氏などのご尽力で俵橋小学校は大正5年に建てられました。
中標津町の開拓の歴史は俵橋から始まったことを知り、子ども達は驚いていました。
感慨深いです。

中標津町を見渡します。
北方領土返還運動や交流のため、ロシアの特産品が展示されていることを知りました。

青が美しいグジェリ焼き。

黒地に伝統的な模様が施されているホフロマ塗り。

日本でも有名なマトリョーシカ。

友好が深まり、お互いにとってよい関係になればいいですね。


展望台から郷土館へ移動しました。

C11の前で記念写真。力強く走っている姿を見せたい気がします。
 郷土館には昔の道具がたくさんありました。
子ども達は見る物すべてが驚きでした。


昔の牛乳缶ですね。
 丁寧にわかりやすく説明してくださいます。
興味深く勉強しました。

サザエさんやチビまる子ちゃんの世界という感じでしょうか。

外に出てみるとエゾリスがいました。
郷土館の村田さんにお礼の手紙を書きました。

「社会科見学のとき、郷土館の案内をしてくれてありがとうございました。
 私はアイヌの人たちの学習がすきですが、初めてアイヌの刀を見られてうれしかったです。
 ほかにもかんざしや湯たんぽ、古いタバコや見てみたかったねずみ取りなどを見られてよかったです。
 1番すごいと思ったのは,飛行機のドアです。
 本物を見られたからです。本当にありがとうございました。」

学びをそのままにせず、手紙や新聞にまとめて学習の振り返りをすることを大切にする学校です。