少ない児童数でも、選挙を実施するのは教育的効果があると考えているからです。
少人数の場合、どうしても大人が先回りして何でも段取りをしてしまいがちです。
また、自分達で学校をよくしていこうという意識を持たせることも必要です。
立候補して演説をする緊張感や、当選の喜びと落選の悔しさを味わわせることも大事です。
会長、副会長、書記をそれぞれ1名ずつ選びます。
選挙管理委員が進行し、注意点などを伝えます。
選挙管理委員長の挨拶 |
今の学校の課題を自分なりの方法で解決しようとアピールしました。
演説の後は大きな拍手です。 |
本校の選挙の特徴は、立候補者が演説した後に質問コーナーがあると言うことです。
選挙管理委員も、他の立候補者も質問できます。
「演説で、前回の反省を活かしとありましたが、どのような反省をして今回に活かそうとしたのですか?」
「みんなで遊ぼうデーをやりたいと言っていましたが、具体的にいつ、どのような形で実施しようと思っていますか?」
「元気いっぱいな学校にしたいと言っていましたが、どんなことを頑張ってみんなを元気にするのですか?」
「勉強集会をやりたいと言っていましたが、いつどんな形でやろうと思っていますか?」
このような質問が続きます。
これはしっかり聴いていないとできません。
また、立候補者は質問に対して、すぐに答える力が必要です。
具体性や計画性が求められます。
口先だけの公約では、すぐに見破られてしまうのです。
だからこそ、児童会選挙を続けています。
最後は1年生から投票していきます。
選挙を通して、自分達の学校という意識を高め、話す力や聞く力を鍛える学校です。