2016年11月30日水曜日

シンクロマット運動

低学年と中学年は合同で体育を実施しています。
 
明日の参観日に向けて、「シンクロマット運動」を練習しています。

マット運動は個人で技の習得を目指し、できる技を増やしたり、技を組み合わせたりして表現する運動です。

これを協同的な学習にするために、グループでマット運動に取り組んでみました。


マットを方形に並べます。

そして、準備運動。
主運動につながる、大切な動きを学習します。
ここをおろそかにすると、技が発展していきません。




そして、相談タイム。
技の構成をグループで話し合って考えます。
対話的な学習を体育でも行っています。




いよいよマットを使っての練習。
練習しながら、さらによりよいものに修正していきます。







前転一つとってみても、中央から端へ回ったり、端から端へ移動したり、端から中央へ集まったりします。

グループで動きを合わせて行うことが求められます。

個人差もうまく吸収しながら、グループごとにおもしろい構成を考えていました。
組み体操のような動きも入っています。

バランスも手をつなぐと見栄えが変わってきます。

低中学年ですから、完成度や技の豊富さはまだまだですが、自分たちになりに考えて、できる技を組み合わせて構成しているところが素晴らしいなと思います。

音楽に合わせて発表します。

明日、保護者の皆様に見ていただけることを楽しみにしています。





今日の赤ちゃんウサギ6羽衆。

顔が白で腹から下が黒のウサギは、みんなから「パンツ」と呼ばれています。

気温が低いので、母ウサギが巣箱に藁を押し込み、赤ちゃんたちが外に出ないようにしています。
掃除の時以外は姿を見ることができません。

毛も生え始め、目も少しずつ開き始めているようです。
誕生して約半月。
そろそろ巣箱から出てきそうな気配です。



賑やかになりそうです。






2016年11月29日火曜日

赤い羽根募金についての学習

赤い羽根募金を継続している本校は、八月一日付けで表彰を受けています。

「永年にわたり国民たすけあい共同募金運動に協力してきたこと」に対して表彰されたのです。


この日、北海道共同募金会の天羽啓さんと中標津町社会福祉協議会の数原さんが来校され、共同募金の授業をしてくださいました。


赤い羽根の由来を教えてくださいました。
そして、集まったお金が何のために使われているのかも教えていただきました。


様々な色の羽があるそうです。
それぞれに運動になっています。
赤と緑の羽は本校でも実施していますが、他は見たことも聞いたこともありませんでした。

黄色は交通安全運動。
青色は海を表し、海難救助の運動。

黒は石炭を表し、炭鉱の事故に遭った家族などを救う募金活動だったそうです。





ボランティアの大切さや困っている人を助けることの尊さを教えてくださいました。

募金運動は、公の世界と自分とを結ぶ貴重な機会です。

被災地に行って活動はできなくても、困っている人のところに行って支援できなくても、その気持ちは募金という形で表すことができます。

誰かの役に立つ喜びを味わうこと、貢献することの大切さを学ぶこと。
自尊感情を高めるためにも、本校の教育で重視しているところです。




最後にポケモンや初音ミク、ドラえもんのファイルや鉛筆をいただきました。

ありがとうございました。



2016年11月28日月曜日

花いっぱいになあれ


この日の朝。
全校児童をひまわり教室に集めて、新聞図書委員会が読み聞かせをしました。

「花いっぱいになあれ」の紙芝居を読みます。


ひまわり教室に早く来て準備をする子供たち。




みんなが集まってきて、いよいよ開始です。




6年生の委員長を中心に、5年生と3年生が協力して読みます。


3年生も声に抑揚をつけて読むことができました。


その後、低学年の先生が
「しろいうさぎとくろいうさぎ」の絵本を読んでくれました。
今の俵橋小学校にぴったりの本です。


子供たちは真剣に聞きます。
いい姿勢ですね。






さらに新聞図書委員会は「新聞クイズ」を作りました。
子供が作ったのは初めてのこと。
いつもは校長先生が作るのですが、今は委員会が作った新聞クイズがコーナーに掲示されています。

委員が一人ずつ問題を考えました。

例えば、
「日本ハムファイターズの優勝パレードに観客は何万人見にきたのでしょう。」
「68年ぶりに地球に最接近した月のことをなんと言うでしょう。」
などの問題が全部で7題出題されていました。

新聞を開いて、記事を選び、問題を作るのもいい勉強になります。


答えがわかりやすいように、記事の中にマーカーで線が引かれています。
1年生でも解けるように工夫されています。



たくさんの人に挑戦してほしいなと思います。




続いて、この日は昼の放送で、読み聞かせがありました。

いつもは委員の子が読みますが、先生方の出番も計画され、なんと校務技師さんからスタートしました。

子供たちとの距離が近いことがわかります。

校務技師さん、数日前から本を選んだり、練習したり・・・。
ソワソワして緊張気味でしたが本番はばっちり!
子供たちから「上手でした!」「ありがとうございますた。」と声をかけられていました。



リクエストした子もにっこり。




先生だけではなく、多くの人たちの愛情に包まれて、豊かに育つ学校です。

2016年11月25日金曜日

児童会の挨拶運動

児童総会で執行部が提案した「挨拶運動」が行われました。

朝ランから帰ってきた各教室に執行部の3人が出向き、元気に挨拶をしています。


まずは低学年。
教室に入ったばかりの低学年の子供たちでしたが、しっかりと挨拶できました。
低学年は「○○先生、おはようございます。」
と名前を呼んでから、挨拶するのが低学年の特徴。
とても気持ちがいいです。




お隣のクラス、中学年。
いい姿勢で挨拶できています。
先語後礼を実践しています。



最後に高学年。
お互いにしっかり挨拶できています。




朝会では児童会長が、それぞれのクラスで挨拶が上手だった子に賞状を渡していました。
自分たちでいい学校にしようと自発的に活動できるようになってきたことが嬉しいです。 




この日の朝会では1年生が国語で学習した「海への長い旅」を自分なりに台詞を加えて音読しました。
小規模校ですので、他の子の意見や感想を聞くことが不足します。
それを補うために、朝会を使ったり、発表物にはコメントを書いて評価しあいます。





中学年、高学年から工夫した点やがんばったところを言ってもらい、いい笑顔を見せていました。



2016年11月24日木曜日

子うさぎが大きくなりました

今朝の気温はマイナス10度を下回っていました。
ウサギの飲用水も凍っていました。

青草も凍って雪の下。
これからは固形の餌とサイレージのみになりそうです。



2羽の子ウサギたち。
生まれて1ヶ月を過ぎ、食欲も旺盛になりました。
そして、体もぐんぐん大きくなりました。



上が親の「ミルク」。
下が「大福」。
色が同じの親子ですが、大きくなりました。



先生の膝の上でゆっくり。


掃除やお世話をしていると近くに寄って来るのでかわいさが増します。





来校した保護者の方も、「見たかったの~」と言いながら、しばしウサギたちとの時間を過ごしています。



低学年の生活科の学習で飼育しているので、お世話が上手。






餌も食べてくれるようになりました。

親は大きく、動きも速く、爪も痛いので、どうしても子ウサギとのふれあいが多くなります。






仲良し親子です。

しかし、今はケージが2つあり、ミルクとチョコは分けられています。




なぜでしょう?


今月のスーパームーンの次の日。
何やら・・・

まさか今月も?

箱の中のワラの詰め方が多すぎる。
子ウサギたちも入れない。

おそるおそる掃除の際に箱の中を確かめてみると・・・。

小さい命が6つ確認されました。

6羽!



前回と同様、母ウサギが授乳しているようなそぶりがまったくありません。
箱の中で動いている様子もありません。

大丈夫なんだろうか・・・。

1週間後、再度点検してみました。

箱の下に穴が開いていました。
赤ちゃんたちのおしっこのせいでしょうか。
穴から6羽の赤ちゃんが出てきました。

子供たちは箱の穴に手を入れてみました。
「温かい!」
「ふわふわして柔らかい!」
「外は寒いけど、この中は赤ちゃんが過ごしやすくなっているんだね。」
と大切なことに気づいていました。



箱をひっくり返したところです。


「ミルクが心配して、なめているよ。」




新しいきれいなシートに移し替えました。

「黒い赤ちゃんもいる!」
「黒いズボンをはいたような赤ちゃんもいるよ!」
「パンダみたい!」
「寒いけど、大丈夫かな。」

わずかな時間でしたが、子供たちは様々な発見をしました。


巣から出てくるのはいつのことでしょうか。

ウサギの繁殖能力がこんなに高いとは知りませんでした。
それだけ外敵が多いということなのでしょうね。


2016年11月23日水曜日

非常食の試食会

19日は土曜日でしたが、午後からの音楽発表交流会に出場するために朝から勉強する日となりました。

そこで、お弁当を持ってこさせず、期限が切れそうな非常食を試食する許可を得て、食べてみることにしました。

前日までは、非常食と聞いて、不安いっぱいの子供たちでした。
「おいしいのかなあ?」
「別の食べ物を持ってきていいですか?」
と心配する声も聞かれました。

しかし、この日、パッケージを見ただけでその不安も吹き飛んだようです。


「わかめごはん」と「さんまの缶詰」が期限切れ近くの食べ物でした。
わかめご飯はお湯を注いで15分待ちます。






学校で非常食の定番、「乾パン」と、インスタントの「豚汁」も用意しました。







おそるおそる口にする子供たち。


一口食べてみると・・・。
「おいし~い!」
「毎日これでもいい!」
「超うめえ~」
と口々に言いながら、むしゃむしゃ食べていました。







乾パンにシロップのようなものを乗せています。
手作りです。
このダイアリーで2度ほどクイズになっているものの最終形。



天然の甘さにびっくり。
子供たちは「かりんとうになった!」と言いながら食べていました。
高学年は完食!
さすがです。




暴風雪で学校に泊まることになっても、食については安心できたようですね。