校内に不審者が入ってきたときに、職員はどう対応するのか。
子供の安全を確保するためにはどうするのか。
通報は誰が行うのか。
安全と思われる本校のような学校でも、いざというときのために、このような訓練は必要です。
分担や計画もありますが、実際は臨機応変に対応しなければなりません。
実地訓練が始まりました。
警察の方が、不審者役となり「子供に会わせろ!」と学校に入ってきます。
複数で対応する職員。
子供の近くには進まないように体を入れています。
不審者も引き下がりません。
さらに問答が続き、ついに疑似の刃物を出し、会わせることを迫ります。
とっさに刃物を持つ手を押さえる教頭先生。
強い!
すぐに放送をかけて子供を避難させます。
各学級は静かに速やかに移動しました。
廊下から不審者の叫び声が響いているので、どの子も真剣です。
校長先生からは、「いかのおすし」の確認がありました。
最近、町内でも後をつける事件が発生しているので、スクールバス通学だからといって油断しないことの話がありました。
警察手帳を見せてもらいました。
興味津々に見ていました。
その後、不審者に声をかけらた時にどうすればよいのかを学習しました。
声をかけられても距離を取って、決して近づかない。
すぐに逃げる。
大きな声を出す。
実際に声をかけられる場面を経験しました。
大きな声を出し、全力で逃げることができました。
その後、薬物乱用教室も行いました。
「知ってる。野球の人がやったやつ。」
残念なニュースを覚えている子もいるようです。
お酒、たばこ、そして薬物へと進みました。
体と心がめちゃくちゃになってしまうことを知りました。
覚醒剤の怖さを知ったあと、外で車からの声かけに対する対応を学びました。
様々なことをを想定して準備し、練習することが大切です。
少し怖い場面もありましたが、とても興味深く学ぶことができたようです。
近年は観測史上初、最多、過去に例がないなどの事象や事件があります。
安全で安心な学校ですが、危険や不安の場面を作ってそれに対応、対処する大切さを学ぶことができました。
警察の皆様、ありがとうございました。