教科書には教材文の後ろに「てびき」があります。
どの単元も二つから構成されており、一つ目は教材文の勉強の仕方について書かれてあります。
そして、二つ目は言語活動としてどのような表現をすればよいのかが書かれています。
つまり、二つ目がゴールの姿となります。
それを受けて、1年生から4年生までは朝会で発表することにしました。
1年生は『どうぶつクイズ』です。
「だれがたべたのでしょう」という国語の勉強を受けて、自分でクイズを作りました。
「なんの口でしょう?」
という問いに、上級生はオロオロ。
写真をよく見るために、近寄ってきました。
1年生の発表に頭を寄せ合う子供たち。
いい光景です。
だれもこの鳥のことがわかりません。
そこでヒントが出されました。
「果物に同じ名前のものがあります。」
やっとわかった。キウイでした。
見たことがないので難しいですね。
これまた難問。
でも、さすが六年生。
「エイだと思います。」
と答えてくれました。
正解はエイの仲間のマンタでした。
このように、1年生は動物クイズが数問載っている自作の本を紹介しました。
『わにのおじいさんのたからもの』という物語のつづきを書くことが「てびき」に示されています。
どこで発表したいか話し合うと、朝会でみんなに聞いてほしいということになりました。
読み方が上手で、その風景が目に浮かんでくるようでした。
中学年は2名欠席でしたが、予定通り発表しました。
3年生は『わすれられないおくりもの』のすきなところを1,2年生にもわかるように紹介しようと「てびき」に示されています。
これが目標となります。
3年生も自分の好きなところを全校児童の前で紹介しました。
4年生は『ひとつの花』で心に残った場面やできごとをはっきりさせて、感想文を書いて友達に伝えようと「てびき」に示されています。
4年生も全校児童の前で感想を発表することを選びました。
発表後は拍手されます。
みんなに褒められます。
これも大切なことです。
本校は、朝会が学習発表の場でもあります。
人数が少ないので、このような機会を有効に活用しています。
刺激を受け合うことの大切さ、切磋琢磨することの必要性があるからです。
まだまだ力不足の面はありますが、経験を積み重ねて成長していく学校です。